ニュース
航空科学博物館で「世界をつなぐボーイング展」始まる。創立110周年の歩みを貴重な資料でたどる
航空科学博物館で、特集展「世界をつなぐボーイング展」が始まった。創立110周年を迎えたボーイングの旅客機の歩みや技術革新を、貴重な資料とともに紹介する本企画。本展の様子を、さっそく現地で見てきた。
航空科学博物館は、8月1日から8月31日まで、本館1階ホワイエで特集展「世界をつなぐボーイング展」を開催する。本展示は、成田空港で8月3日から開催される北欧発のSTEM(科学・技術・工学・数学)教育イベント「Newton in a Box Japan」とのタイアップ企画で、創立110周年を迎えたボーイングの旅客機の歩みや技術革新を紹介する内容となっている。
「世界をつなぐボーイング展」では、ボーイングのジェット旅客機が歩んできた技術革新の過程を、各エアラインの貴重な資料や精巧なスケールモデルを通して紹介する。世界初の客室乗務員を乗せたModel 80から、成田空港の国際路線発展を支え「ジャンボジェット」の愛称で親しまれたボーイング747、高い燃費性能と快適性を実現した787、本邦エアラインでも導入が開始されたボーイング737-8など、各時代を象徴する機体に焦点を当てる。
また、JALが所蔵していたボーイング2707(SST)やソニック・クルーザーといった「未完のボーイング機」のスケールモデルなども展示されており、航空ファンのみならず、旅客機の魅力や航空の歴史を身近に感じられる内容となっている。
会期:2026年8月1日〜31日
開館時間:10時00分〜17時00分(入館16時30分まで)
※8月26日は館内メンテナンスのため16時00分閉館(入館15時30分まで)
入館料:大人900円、中高生400円、4歳以上〜小学生300円(3歳以下無料)
ちなみに、月刊エアライン9月号の特集は「ボーイング 翔け抜けた110年!」。レシプロ時代を代表する豪華旅客機から、ジェット時代を先駆した707や727、空の旅を変えた747、そして現代の高効率機である777や787まで、1916年の設立から現在に至るまでの歩みを振り返り、各時代を象徴する名機の歴史をたどっている。ぜひ本展示と併せてお楽しみいただきたい。

月刊エアライン 2026年9月号特集:ボーイング 翔け抜けた110年!
その物語の出発点は、ウィリアム・エドワード・ボーイングらによって1916年に設立された「パシフィック・エアロ・プロダクト」という会社であった(社名にボーイングの名を冠したのは翌年のこと)。
あれから110年、旅客機に限って見ても、レシプロ時代を代表する豪華旅客機のモデル377ストラトクルーザー、ジェット時代を先駆した707や727、その圧倒的な輸送力で空の旅の形を変えた747ジャンボジェット、現代を代表する高効率エアライナーの777さらには787と、時代ごとに象徴するモデルを世に送り出して、“旅客機と言えばボーイング” と称される存在感を放ち続けてきた。
そのドラマティックな月日を、110周年を迎える今このときに、旅客機を愛する皆さんと語り合いたい。
定価:1,760円/2026年7月30日 発売