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ブルーインパルスに国産SAF使用、9月19日の展示飛行で

9月19日に名古屋市上空で実施される航空自衛隊ブルーインパルスの展示飛行に廃食用油由来のSAFが、中部国際空港を経由して供給される。

文:本誌編集部
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 日揮ホールディングス(日揮HD)は、日揮グループのSAF製造事業会社である合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYが製造した国産SAFを、共同事業者であるコスモエネルギーグループを通じて、航空自衛隊のブルーインパルスへ供給することを発表した。9月19日に名古屋市上空で予定されている展示飛行に使用される。

 SAFFAIRE SKY ENERGYの工場から海上出荷され、中部国際空港を経由して供給される仕組みである。今回のSAFには、家庭などから排出され、回収された廃食用油が原料の一部として活用されている。

 日揮HDは2024年7月に中部国際空港と「廃食用油の収集およびSAF利用促進に関する覚書」を締結。愛知県内の複数の自治体と資源循環に関する協定を締結し、公共施設や学校などにおける廃食用油回収の仕組みづくりを推進している。2025年5月には、中部国際空港において国産SAFの初供給を実現し、中部地域における廃食用油の回収からSAF製造、航空機での利用までをつなぐSAFサプライチェーンが具体化した。

 さらに、日揮HDは「Fry to Fly Project」を主導。家庭から排出される廃食用油という国内資源を原料とするSAFの普及拡大を目指すものである。現在、設立主旨に賛同する329の企業、自治体、団体が参加し、廃食用油の回収促進や資源循環の推進に取り組んでいる。

 今回の展示飛行で国産SAFが使用されることにより、日本におけるSAF導入促進の取り組みを国内外へ示すとともに、航空分野における脱炭素化、国内資源の有効活用、ならびに循環型社会の実現に向けた機運のさらなる醸成が期待されている。

コスモ石油堺製油所構内のSAFプラント。
コスモ石油堺製油所構内にある廃食用油受け入れ施設。
「Fry to Fly Project」。

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