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キャセイ、創立80周年記念特別塗装機第3弾「スピリット・オブ・香港」が運航開始

西九龍文化地区管理局とのコラボで誕生したアート機。4月15日の「世界芸術の日」に合わせ、香港の文化と芸術の魅力を空から発信する。

文:本誌編集部
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「スピリット・オブ・香港 ― 80周年記念エディション」

 キャセイの航空事業、キャセイパシフィックは、西九龍文化地区管理局(WKCDA)とのコラボレーションで誕生したアートをテーマとする特別塗装機「スピリット・オブ・香港 ― 80周年記念エディション」の運航を3月より開始した。

 本特別塗装は、ボーイング777-300ERの1機に施され、これまでに発表したエアバスA350およびボーイング747貨物機の「レタスサンドイッチ」デザインに続く、キャセイ創立80周年を記念する3機目の特別塗装機となる。

 777-300ERは、2024年から全キャビンの刷新が進んでおり、最新ビジネスクラス「アリア・スイート」および新プレミアム・エコノミーを搭載している。今季の羽田=香港線にも定期導入されている。

 西九龍文化地区は香港を代表する文化・芸術拠点で、香港故宮文化博物館や現代アート美術館「M+」の展覧会向け作品の輸送をはじめ、展覧会や舞台芸術プログラムに参加する国内外アーティストの渡航支援などを通じて、継続的に西九龍文化地区をキャセイが支援している。

 本特別塗装機の取り組みは、WKCDAが掲げるブランドビジョン「Where Art Comes Alive」と、キャセイの理念「Move Beyond」を融合させたものだ。デザインは、777-300ERのビジネスクラスで展開中の「Gallery in the Skies(空の上のギャラリー)」コンセプトに着想を得ており、香港のマルチメディアアーティスト、ビクター・ウォン氏による作品を採用。同氏が入力した地理データをもとに風景を生成する最先端技術を用いて制作された。

 機体には、キャセイの80周年記念ロゴ「80 Years Together」と西九龍文化地区のロゴがあしらわれており、「スピリット・オブ・香港 ― 80周年記念エディション」は機体そのものを「空飛ぶキャンバス」へと昇華させ、人々、文化、アイデアを未来へとつなぐとともに、世界の空に新たなインスピレーションをもたらす。

 さらに、西九龍文化地区との共同企画として、キャセイのソニック・ブランディング「Song of Cathay」も再解釈した。香港のピアニスト、作曲家、編曲家、音楽プロデューサーであるパトリック・ルイ氏が手がけ、モダンジャズの要素を取り入れた楽曲となっている。新たに再解釈した「Song of Cathay」は、2026年半ば以降、キャセイパシフィックの一部フライトで使用予定だ。

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