ニュース

羽田空港エリアに「(仮称)羽田空港公園」が着工。2028年春に供用開始へ

「羽田みらいパークマネジメント」は、東京都大田区の羽田空港跡地において都市計画公園「(仮称)羽田空港公園」の整備工事に着手し、6月23日に起工式を執り行なった。2028年春頃の供用開始を予定している。

文:本誌編集部
X Facebook LINE
「(仮称)羽田空港公園」南方面からの俯瞰パース。

 「羽田みらいパークマネジメント」は、東京都大田区の羽田空港跡地において都市計画公園「(仮称)羽田空港公園」の整備工事に着手し、6月23日に起工式を行なった。同公園は羽田空港に隣接し、飛行機の迫力を間近に感じられる開放的な景観を活かした新たな賑わいの拠点を目指す。

 大田区内でも有数の広さを誇る約3万2,722m2の敷地に、大規模な芝生広場やインクルーシブな遊び場、都内でも希少なパデルコートなどのスポーツ施設を整備し、2028年春頃の供用開始を予定している。

起工式 鍬入れ式の様子。

 着工に伴い実施された起工式では、かつて同計画地に鎮座し、終戦直後の1945年(昭和20年)9月に接収を受けて移転した歴史を持つ穴守稲荷神社による神事が執り行なわれた。関係者一同が地域の歴史や文化への敬意を改めて表し、地域に長く親しまれる場所となるよう祈念した。

 公園内には周辺地域との回遊性を高めるため、大きく十字に交差する二つの象徴的な園路が整備される。桜並木に彩られる「花の輪(みち)」は人々を公園の中心へと導き、羽田のまちと羽田イノベーションシティを結ぶ「時の路(みち)」は、日常の回遊路だけでなく災害時の避難導線や地域行事の拠点としての役割も担う。

芝生広場。

 公園の中心には約7,400m2の広々とした「芝生広場」が配置され、空との一体感を楽しめる空間が創出される。また、「あそびば」には夏期の暑さ対策を施した水景施設や、車いす対応のフラット仕様、児童・幼児向け遊具周辺の床材にゴムチップマウンドを採用するなど、誰もが安心して楽しめるインクルーシブな空間が整備される。

 さらに、スポーツ環境の向上に向けて多様な施設が設置される。スポーツフィールドには、年齢や運動経験を問わず親しめるユニバーサルスポーツ「パデル」のコートを導入。都内でも数少ない希少な実施環境として、国内外の幅広い利用を見込む。そのほか、スケートボードパーク、3X3バスケットコート、ダンスエリア、多様なアーバンスポーツを楽しめる多目的広場なども整備される。

 着工に合わせて公式ホームページと各種SNS(Instagram、Facebook)も開設された。今後はイベント情報や最新情報を随時発信するほか、ホームページ上では羽田空港跡地の成り立ちや地域の歩みといった歴史・文化コンテンツも紹介していく。

【事業概要】
所在地: 東京都大田区羽田空港一丁目及び羽田空港二丁目地内
面積: 32,722.45m2
着工日: 2026年6月23日
供用開始: 2028年春(予定)

関連キーワードもチェック!