連載

風薫る5月晴れ ~ 竹信大悟が撮ったこの一枚

文:竹信大悟 写真:竹信大悟
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月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 5月から新たに連載に加わりました、フォトグラファーの竹信です。大阪は伊丹空港をベースに全国各地あっちゃこっちゃ行って撮影をしています。月刊エアライン本誌レギュラー陣の中では唯一? 関西在住なので、別名、月刊エアライン編集部 関西支局と言われているとかいないとか。

 そんなことはさておき、最初の一枚はみなさんお馴染みの千里川土手からの定番写真。千里川と言えば機体との近さとその迫力が魅力の場所。休日ともなればビックリするほどの人で賑わいます。高価な超望遠レンズなんてなくたって、カメラのキットレンズでもこんな写真は撮れちゃいます。コツはとにかくシャッター速度を稼ぐこと。なにせあの大きな機体が頭上約30mを時速250km以上で通過するんですからね。機首から尾翼までビシッと止まった写真は気持ちがいいもの。是非おためしあれ。

 あ、千里川にはトイレも日陰もありまへん。対策はしっかりと。ということで、この連載ではベースである伊丹空港界隈の写真を中心に、関西色濃く時に脱線しながらお送りできればとなと思っています。お楽しみに。

竹信大悟

竹信大悟

1975年生まれ。兵庫県出身。大阪は伊丹空港をベースに、航空会社のオフィシャル撮影や日本各地の空港で航空業界を切り取るフォトグラファーであり、年間300日以上サウナに入るプロサウナー。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。

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