連載

インスブルック空港 ~ 芳岡 淳が撮ったこの一枚

文:芳岡 淳 写真:芳岡 淳
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月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 毎年春恒例の欧州遠征での1コマ。今年は天気が難しく、本来の目的としていた西ヨーロッパ方面での撮影に適しない曇天や雨が続いていました。そこで晴天を求めて訪れたのがオーストリアのインスブルック空港でした。アルプスの山を背景に離陸する姿を撮影できる世界的にも有名な空港ですが、私自身初の訪問に。期待以上の快晴と、絶景と呼ぶのに相応しい背景の山々は、山背景の写真を好む私の好みに突き刺さるショットを量産できる理想的な場所でした。

芳岡 淳

芳岡 淳

1994年生まれ。神奈川県横浜市出身。 小学生の頃、北海道への家族旅行で747-400Dに搭乗したことで旅客機撮影が趣味に。2015年からは積極的に海外へ遠征し、世界中で747-400を中心に旅客機や貨物機を追いかける撮影スタイルを展開。

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