連載

HL7428真下から ~ 芳岡 淳が撮ったこの一枚

文:芳岡 淳 写真:芳岡 淳
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月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 この冬、退役を前にして追いかけ続けた存在であったアシアナ航空最後のPAXジャンボであるHL7428。この日は、新千歳線投入最終日の前日でした。これまで求めていたカットの大半は撮影できていたため、新たなアングルに挑戦しようと試みました。以前、品川駅付近で都心ルートを飛行する着陸機を真下から撮影したことを思い出して、RWY01Rアプローチコース直下からお腹を狙うカットに挑戦。雪レフ効果でお腹にも光が当たっている様なカットは新千歳ならではの光景であり、トップライトの時間だからこそ挑戦できたアングルとして数あるHL7428のカットの中でもお気に入りの1枚になりました。

芳岡 淳

芳岡 淳

1994年生まれ。神奈川県横浜市出身。 小学生の頃、北海道への家族旅行で747-400Dに搭乗したことで旅客機撮影が趣味に。2015年からは積極的に海外へ遠征し、世界中で747-400を中心に旅客機や貨物機を追いかける撮影スタイルを展開。

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