連載
今の私があるのはこの1枚の存在 ~ 芳岡 淳が撮ったこの一枚
文:芳岡 淳
写真:芳岡 淳
月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。
今なおこのカットを超える1枚を撮影できたことはありません。ユナイテッド航空の747-400にとって最後のSF Fleet Weekとなった2017年。サンフランシスコ・ベイを一望できる場所を探し回り、低空で旋回しながら迫ってきた747-400の姿を見た瞬間は忘れられません。
そしてこの日の撮影が私の月刊エアライン誌におけるデビューとなった出来事で、今回の連載の話をいただいた際に最初にご紹介したいと真っ先に思いついた、思い入れのある1枚なのです。
芳岡 淳
1994年生まれ。神奈川県横浜市出身。 小学生の頃、北海道への家族旅行で747-400Dに搭乗したことで旅客機撮影が趣味に。2015年からは積極的に海外へ遠征し、世界中で747-400を中心に旅客機や貨物機を追いかける撮影スタイルを展開。
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