連載

BN-2退役の2006年以降、旅客輸送便は運航休止 上五島空港

【連載】ニッポンの空港

文:芳岡淳
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五島列島の北部、中通島の北にある頭ヶ島(かしらがじま)に設置された上五島空港。山頂を切り開いて800m滑走路を建設、1981年4月に開港した。長崎航空(現オリエンタルエアブリッジ)がBN-2アイランダー機で就航、福岡線・長崎線を開設した。同機の退役に伴い2006年4月に定期便運航が休止して以降、上五島から空の旅客輸送便はなくなり、長崎および佐世保と結ぶ海路のみとなっている(高速船1時間30分程度)。

上五島空港 DATA −/RJDK

標高:80m
面積:27ha
運用時間:10:00-16:00
滑走路:RWY17/35 (800×25m)
着陸回数:2018年度 88回、2019年度 63回、2020年度 75回
所在地:長崎県南松浦郡新上五島町
供用開始日:1981年4月
種別:地方管理空港
設置管理者:長崎県

※ この記事は月刊エアライン2022年5月号特集「ニッポンの空港」を抜粋・再編集したものです。

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