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EOS Rシステムに初のフラッグシップ機。キヤノンが「EOS R1」の開発を発表
2018年の登場以来、ヒコーキ撮影界隈でも人気を集めるキヤノンのEOS Rシステム。待望のフラグシップ機「EOS R1」の開発がついに発表された。
ミラーレス一眼にも、ついに「1」を冠した旗艦機が!
キヤノンは2024年5月15日、「EOS Rシステム」初のフラッグシップ機として、「EOS R1」を開発していることを発表。今後はフィールドテストを進め、2024年中の発売を目指すとしている。
EOS Rシステムは2018年に登場し、RFマウントを採用したミラーレス一眼やレンズで構成。AFの追尾モードに「飛行機」を搭載するカメラ、「EOS R6 Mark II」をはじめ、飛行機撮影に活用しているファンも多いだろう。今回発表されたEOS R1はキヤノンの最先端技術を結集し、フラッグシップ機に求められる最高クラスの性能や高耐久性・高信頼性を兼ね備える。
EOS R1は従来の映像エンジン「DIGIC X」に加え、新開発の映像エンジン「DIGIC Accelerator」を採用。同じく新開発のCMOSセンサーを含めた新たな映像エンジンシステムにより、大量のデータの高速処理を可能とし、AF性能などを向上させる。さらにディープラーニング技術を高次元で融合し、高速・高精度な被写体認識も実現する計画だ。
また被写体の追尾精度も向上し、例えば被写体が交錯するチームスポーツにおいて、撮影したい選手の手前に他の選手が重なった場合でもターゲットの選手を追尾し続けることが可能となる。こうした追尾精度の向上は、飛行機撮影においても大きなプラスとなることが期待される。
そして新映像エンジンシステムとディープラーニング技術の組み合わせは、画質の向上にも寄与。PC用ソフトウエアで先行して確立してきた画像のノイズ低減などをカメラ本体の機能として実現し、さらなる映像の高品質化によりユーザーの創作活動に貢献する。
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