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アメリカ初の「WHILL自動運転サービス」スタート。ロサンゼルスとマイアミの2空港

WHILL 自動運転サービスにより、空港内で目的の搭乗口まで自動走行での移動が可能に。

文:本誌編集部
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空港に導入されたWHILL自動運転サービス
米国の空港に導入されたWHILL自動運転サービス

 WHILL株式会社は、ロサンゼルス国際空港とマイアミ国際空港のアメリカン航空のターミナル内において、「WHILL 自動運転サービス」の運用を開始した。高齢化や旅行需要増で急務となる移動環境の整備やスタッフの身体的負担・人手不足の軽減を目指すという。

 本サービスは米国で初の導入となる。この度、それぞれの空港に10台ずつ導入され、出発エリア内に複数の乗り場が設置されている。

 本サービスは、タッチパネル操作を行ない、自動運転によって目的の搭乗口まで移動することが可能である。あらかじめ収集した地図情報と、センサー群で検知した周囲の状況を照らし合わせながら自動走行し、降車後は無人走行で元の場所に返却される。

 WHILL 自動運転サービスは現在、羽田空港、関⻄国際空港、成田国際空港、カナダのウィニペグ空港で導入されているほか、国内の病院でも活用が広がっているという。

WHILL自動運転モデル
WHILL自動運転モデル
WHILL 自動運転サービスにより、空港内で目的の搭乗口まで自動走行での移動が可能に。

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