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スカイマーク、機体デザインを一新。ボーイング737 MAXで採用
2026年から順次導入予定のボーイング737-8と737-10で、機体デザインをリニューアルすることを発表した。
文:本誌編集部
スカイマークは12月15日、2026年から順次導入するボーイング737 MAXシリーズ(737-8および737-10)において、機体デザインを一新することを発表した。
新たなデザインは、これまでのボーイング737-800のカラーリングを踏襲しつつ、垂直尾翼のベースに採用されたブランドカラー、「SKY BLUE」を胴体下部へと流れるように拡大。最新機種の躍動感と、新たなフェーズへ前進を続ける意思を表現しているという。
また、スカイマークのボーイング737といえば、ハートやダイヤ、さくらや音符といったウイングレットのマーキングが特徴であったが、737 MAXでは赤いハートを2つあしらった「ダブルハート」を採用。「たくさんの温かさ(ハート)をさらに多くの人々に届けたい」と若手社員が考案したもので、空の旅がより一層ハートフルな時間になってほしいという願いが込められている。
スカイマークは737 MAXシリーズを2022年に初めて発注。その後も追加発注を行ない、現在では標準型の737-8を13機、長胴型の737-10を7機の計20機を導入する計画だ。このうち737-8は初号機を2026年3月、2号機を同7月に受領。3号機も2026年内に受領する予定だ。一方の737-10は、2027年度からの導入を計画する。
座席数は737-8が現行の737-800と同じ177席、737-10が210席。737-10は、737-800/-8では供給が不足する高需要の幹線に投入する計画だ。
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