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JAL、富良野で初のオーベルジュ事業を展開 2026年冬開業へ
JALは2026年冬、北海道中富良野町に初のオーベルジュ事業「JALオーベルジュ富良野」の開業を目指す。
文:本誌編集部
JALは、株式会社日動と共同で北海道中富良野町に初のオーベルジュ事業となる「JALオーベルジュ富良野」を2026年冬に開業すると発表した。オーベルジュは、地元の食材を活かした料理が楽しめる、フランス発祥の宿泊設備を備えたレストランのこと。地域資源とJALブランドを掛け合わせ、食と宿泊を一体化させた滞在型観光モデルで、地域活性化を目指す。
同事業は中富良野町とJALの連携協定をもとに、JAL・中富良野町・日動の3者が協力して展開する。販売はJALのネットワークを活用し、運営は日動が担う。建設は2025年10月着工予定で、公式Webサイト開設と販売開始は2026年6月を予定している。
施設は全10室の客室を持ち、レストランはミシュラン一つ星「Le Musée」の石井誠シェフ監修のもと、富良野出身の谷章太郎シェフが料理を提供する。
JALは、中富良野町での取り組みをモデルケースとして、今後は道内他地域への展開を視野に入れる。オーベルジュ事業を通じ、北海道の魅力である「食」を目的とする新たな旅行需要の創出と、地域との持続的な関係を深める取り組みを進める。
概要
名称:JAL Auberge Furano(JALオーベルジュ富良野)
所在地 :北海道空知郡中富良野町 北星山森林公園エリア
開業時期:2026年12月予定
販売開始:2026年6月予定
施設:全10室(50㎡以上、ミニキッチン付き)
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