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エアバス、韓国テジョンに研究開発拠点「エアバス・テックハブ」を設立

4番目の世界的なエアバス研究開発拠点として、韓国に「エアバス・テックハブ」が設立される。

文:本誌編集部
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研究開発拠点「エアバス・テックハブ」を韓国・テジョン市に設立。
研究開発拠点「エアバス・テックハブ」を韓国・テジョン市に設立。

 エアバスは11月18日、韓国テジョンに研究開発拠点「エアバス・テックハブ」の設立を発表した。同拠点設立により、未来のエネルギー技術、最先端軽量複合材料、次世代防衛・宇宙技術の3分野を重点領域とし、産業界・学術機関・政府と連携した共同研究を進める。

 設立は韓国産業通商資源部(MOTIR)およびテジョン広域市との連携により進められており、式典では両機関に加え、韓国貿易協会(KITA)と3件の覚書(MoU)が締結された。

 それぞれのMoUでは、エアバスが研究・イノベーションプロジェクトを迅速に開始できる枠組みの確立、また、それに対する支援と促進の確約、エアバスの重要技術分野に基づく新パートナーの特定と参加を促進する。

 韓国のエアバス・テックハブ設立で発売されたプロジェクトの一つは、LIG Nex1と提携し、通信信号の送受信に使用される宇宙用チップアンテナ技術の開発だ。また、エアバスはEMCoretechと協力し、電動化に必要な、電磁干渉を抑制するアクティブフィルタリング技術を開発している。

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