スターフライヤー、竹炭かりんとう「JET BLACK」発売へ　北九州の放置竹林問題に学生らと連携　

　スターフライヤーは、九州栄養福祉大学、J:COM、株式会社しんこうが展開する和菓子店の菓匠きくたろうと連携し、北九州市が近年取り組む放置竹林の問題を背景に、竹炭を活用した地域産菓子「竹炭かりんとう JET BLACK」を10月26日より菓匠きくたろう、その他市内各店舗、26日に開催される北九州空港イベントブースにて発売する。

　同プロジェクトは、九州栄養福祉大学の学生が「竹害を解決し、北九州に根付くお土産を作りたい」との思いから企画された。企画を発展させるため、J:COMが実施する「大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト」に応募し、2024年度のベストアクションに選出された。J:COMの支援と地元企業の協力により、製品化が実現した。

　スターフライヤーは、自社のコーポレートカラーである“黒”をモチーフにしたパッケージデザインを監修した。商品は「めんたい味」「トマト味」の2種類。容量は20g入りで、価格は各200円。今後、スターフライヤーの就航地空港を中心に土産商品としての展開も視野に、地域課題を知る機会の拡大を図る。