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JALのエアバスA350-1000、JA10WJ がデリバリー。就航1年半、早くも10機目
2024年1月に初就航を果たしたJALの国際線フラッグシップ、エアバスA350-1000。早くもその10号機となるJA10WJがデリバリーされ、羽田空港に到着した。

JALの最新鋭機で、長距離国際線用のフラッグシップとして活躍しているエアバスA350-1000。その10号機(登録記号JA10WJ)が7月18日13時56分、羽田空港のD滑走路RWY23に着陸。格納庫前の214番スポットに14時04分に到着した。
今回受領した10号機は、現地時間7月17日の17時56分(日本時間18日0時56分)、A350-1000の最終組立工場があるフランスのトゥールーズを離陸。フェリーフライトの便名はJL8102便で、トルコやウズベキスタン、中国などの上空を飛行し、およそ13時間かけて日本へとやってきた。東京はこの日に梅雨明けしたばかり。強い日差しに照らされたJA10WJは、真っ白な胴体をより一層輝かせながら羽田でその姿を披露した。
JALのA350-1000は、2024年1月24日の初就航から1年半が経過し、現在は羽田発着の5路線で運航中。昨年までにニューヨーク、ダラス、ロンドンの3都市へと乗り入れ、今年に入ってからは5月1日にパリ、6月30日からはロサンゼルスと、着実に活躍の場を広げている。現在はパリ線のみ隔日運航となっているが、他の路線には毎日投入。さらにパリ線も8月27日以降は毎日投入が予定されている。
10号機の受領で、ついに機数が2ケタに到達したA350-1000。次の11号機も今年度中の導入が予定されており、いよいよ全13機が出そろう日も近づいてきた。なお、エアバス社の組立スケジュール変更により、8号機と9号機(JA08WJ、JA09WJ)が7号機(JA07WJ)よりも早く導入されるといった順番の変更が生じていたが、今回の10号機で元に戻った。



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