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大阪・なんばに737 MAXシミュレーター。6月25日、「28LEFT TRAVELER’S LOUNGE」内にオープン

神戸で737NGなどを操縦できるフライトシミュレーター体験施設「テクノバード」を運営する株式会社28LEFT。春にオープンした「ANAスカイコネクトなんば」内に、関西初となる737 MAXのシミュレーターを備えたシェアラウンジをオープンする。

文:本誌編集部
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ラウンジ内に設置される737 MAXのシミュレーター。

 フライトシミュレーター体験施設「テクノバード」などを運営する株式会社28 Leftは6月25日、ANAスカイコネクトなんば内にシェアラウンジ「28LEFT TRAVELER’S LOUNGE」をオープン。同ラウンジ内に、関西で初めてとなる737 MAXのシミュレーターも設置する。

 ANAスカイコネクトなんばは、南海電鉄が保有するビルをANAファシリティーズが借り上げ、2025年春にオープンした複合施設。5〜9階にオフィス、3〜4階にシェアオフィス「ANA WORK CABIN」が入居し、1〜2階は商業施設となる。

 その2階にオープンする28LEFT TRAVELER’S LOUNGEは、旅の拠点となることを目指し、リモートワークや休息のスペースとしての利用のほか、宿泊前後の荷物預かりサービスやパッキングスペースとして活用できる。提携ワークスペースを予約できるANAのサービス、「ANA WORK POINT」と提携しているため、利用時にANAマイルを貯めることも可能だ。

ラウンジのデザインは、大阪を拠点とするデザイン事務所「DRAWERS」が監修。

 さらに、シェアオフィスを含むパブリックストア「Com-i on」の宮下拓己氏が監修したオリジナルアルコールやモクテル、関西国際空港に一番近いクラフトビール醸造所「泉佐野ブルーイング」の「KIX BEER」といったのドリンクのほか、フード、アフタヌーンティーも提供するバーを設置。他にもシャワールーム、そしてジャパンメイドのお土産やトラベルグッズ、28LEFTオリジナル商品を揃えるスーベニアショップも兼ね備える。

 そして、ラウンジ内に設けられるのが、関西で初となる737 MAXのフライトシミュレーター。兵庫県神戸市内で737NGやG58バロン、セスナ172のシミュレーター体験施設を提供する「テクノバード」が運営し、同店と同じく、プロ・パイロットライセンスを持つスタッフのアテンドの下、操縦体験が可能だ。

 28LEFT TRAVELER’S LOUNGEは全47席で、営業時間は10時〜22時(ラストオーダー21時30分)。ラウンジの料金は3時間利用の場合が3,800円、1日利用の場合が6,000円(いずれも税込)となる。この他にもフライトシミュレーターやシャワー利用のオプション、荷物預かりのみのプランも用意される予定で、詳細は6月24日開設予定の公式ホームページで公表される。

ラウンジ内の調度品には、デニム工場から出た繊維くず、ブラウン管テレビの再生ガラス、再生コンクリートなどの再生素材を用いている。
神戸で737NGなどを操縦できるフライトシミュレーター体験施設「テクノバード」を運営する株式会社28LEFT。春にオープンした「ANAスカイコネクトなんば」内に、関西初となる737 MAXのシミュレーターを備えたシェアラウンジをオープンする。

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