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エアアジア、8月15日より福岡=台北=コタキナバル線に就航。マレーシアの“本家”が日本初乗り入れ

福岡とコタキナバルを、台北経由で毎日1往復ずつ運航。これまで数多くのグループ会社が日本に乗り入れてきたエアアジアだが、マレーシアを拠点とするエアアジア本体の就航は初めてとなる。

文:本誌編集部
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エアアジアのエアバスA320neo。Photo: Yuta Warrens/AIRLINE

 エアアジアは8月15日より、福岡=コタキナバル線に台北(桃園)経由で新規就航する。

 マレーシアのコタキナバルは、ボルネオ島北部に位置するサバ州の州都。ユネスコ世界遺産のキナバル公園や希少な動物の生息地がある。今回の新路線は同地と福岡を約7時間(台北での乗り継ぎ時間を含む)で結び、毎日1往復を運航。機材はモノクラス186席のエアバスA320neoを使用する。

 2010年のエアアジアXによる羽田=クアラルンプール線への就航を皮切りに、これまでタイ・エアアジアXやインドネシア・エアアジアX(2019年に日本路線を運休、2020年に会社精算)、エアアジア・フィリピン、タイ・エアアジアが乗り入れたほか、日本を拠点とするエアアジア・ジャパンを二度にわたり設立したエアアジア・グループであるが、実は“本家本元”であるエアアジア(AK便名)は日本に就航したことがなかった。福岡は同社にとって初めての日本の乗り入れ先、同社のネットワーク全体では79番目の就航都市となる。

【福岡=台北=コタキナバル線 運航スケジュール】
AK1511便:福岡(17時00分)発→台北(18時30分)着/(19時15分)発→コタキナバル(22時50分)着 毎日※
AK1512便:コタキナバル(07時40分)発→台北(10時55分)着/(11時55分)発→福岡(15時15分)着 毎日
※金曜日のAK1511便は台北において5分遅着・遅発

福岡とコタキナバルを、台北経由で毎日1往復ずつ運航。これまで数多くのグループ会社が日本に乗り入れてきたエアアジアだが、マレーシアを拠点とするエアアジア本体の就航は初めてとなる。

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