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HAC、規格外の果物を活用した「葡萄と洋梨のジュース」を機内販売。食品ロス削減に

2022年からスタートし、4回目となるこの取り組み。今回も食品ロス削減に取り組むAGRISCAPEと連携し、出荷できなくなった果物を活用したジュースを販売する。

文:本誌編集部
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 北海道エアシステム(HAC)は6月1日より、規格外で出荷できなくなってしまった果物を活用した「葡萄と洋梨のジュース」を機内で販売する。

 ジュースの生産を担うのは、循環型農園レストランの運営や、野菜・果物の生産、家畜の飼育などを通じて食品ロス削減に取り組む農地所有適格法人AGRISCAPE。HACは2022年から同社と連携し、北海道の果樹園で栽培されながら規格外で出荷できなくなってしまった果物を活用している。今回が4度目となるこの取り組みにより、2024年には約800kgの食品ロス削減につなげられたという。

 「葡萄と洋梨のジュース」は750ml入りで、6月1日から7月中旬ごろ(なくなり次第終了)までHAC運航路線の全便で販売。農園の食用豚の豚原皮を活用したロゴ入り豚革製チャームが付いて、価格は1本2,000円となる。

HAC機内で販売される、「葡萄と洋梨のジュース」(右写真)。左の写真はAGRISCAPEの料理長兼農場長である吉田氏(左)と、HAC客室乗務員。
2022年からスタートし、4回目となるこの取り組み。今回も食品ロス削減に取り組むAGRISCAPEと連携し、出荷できなくなった果物を活用したジュースを販売する。

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