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航空灯火や緯度経度表示灯も! 成田空港の飛行場面で役目を終えた備品をオークション販売

日本の玄関口で多くの航空機の運航を支えた備品を、自分のものにすることができる。

文:本誌編集部
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成田空港の第1ターミナルと管制塔、ランプタワー。
成田空港の第1ターミナルと管制塔、ランプタワー。Photo: Yuta Warrens/AIRLINE

 「高く売れるドットコム」を運営する株式会社マーケットエンタープライズは、役目を終えた成田空港の飛行場面の備品をオークション形式で販売している。

 同社は2024年12月、空港内で発生する不要品のリユースに関する業務提携契約を成田国際空港株式会社(NAA)と締結。今回は特別販売の第1弾として、成田空港内で実際に使用されていた備品や、システム変更によって役目を終えた退役グッズなどを販売する。

 LED灯火へ置き換えが進み、現在では使用されなくなった電球式の航空灯火のほか、スポットを識別するための「スポット番号表示灯」、各スポットに設置され、パイロットが出発地の緯度経度を入力する際に使用していた「緯度経度表示灯」、そして手荷物検査時に使用されていた「手荷物検査用カゴ」などをラインナップ。すでに落札された商品も多いが、本記事執筆時点でも航空灯火とスポット番号表示灯が各1点ずつ販売されている。

 購入はYahoo!オークション内の「ReReオークションストア」特設ページから可能。マーケットエンタープライズでは今後、第2弾以降の買取・販売など、この取り組みの継続的な実施を計画している。

日本の玄関口で多くの航空機の運航を支えた備品を、自分のものにすることができる。

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