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スターラックス航空、機内食・ドリンクの一部を刷新。「人形町今半」監修の新メニューも

日本や東南アジア路線で、春を感じられる新メニューが登場した。

文:本誌編集部
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リニューアルしたファーストクラス(左)およびビジネスクラス(右)の「人形町今半」監修メニュー。

 スターラックス航空は4月より、機内食・ドリンクサービスの一部を刷新した。

 成田発台北行きのファーストおよびビジネスクラスでは、4月〜6月の3か月間、「新鮮」をテーマにした「人形町今半」の春メニューを提供。「新」の要素として、春の始まりに芽吹く蕨や山菜を使用する。また「鮮」の象徴として、ファーストクラスでは春を代表する食材のほかに、白魚の南蛮漬け、北寄貝、白ミル貝など海の味わいを感じられる前菜を提供。さらに「人形町今半」の代表メニューであるすき焼には、春の豊かな景色をイメージしたグリーンアスパラガスや春菊など、旬の野菜を添える。なお、本メニューは事前予約限定での提供だ。

 そして成田・関空発台北行きのすべてのクラスで、京都の宇治抹茶と瀬戸内レモンを使用したスターラックス航空限定フレーバーの「PRESS BUTTER SAND」を提供。抹茶バタークリームとレモンカード入りのバターキャラメルを、宇治抹茶を練り込んだクッキー生地で挟んだ一品だ。

スターラックス航空限定フレーバーの「PRESS BUTTER SAND」。

 またドリンクについても、果実のような香りが特徴のスパークリング日本酒、「白鶴 淡雪スパークリング」を沖縄発着を除くすべての日本路線のビジネスおよびプレミアムエコノミークラスで提供。さらに日本路線以外でも、台北発東南アジア行きビジネスクラスの食事としてChef Kin監修の新メニューを、シンガポール発台北行きビジネスクラス(事前予約限定)ではシンガポールの飲茶店「SONG FA」の潮州風バクテー(肉骨茶)をそれぞれ提供する。

 スターラックス航空では路線ごとに特色のあるメニューや春の雰囲気を取り入れることで、「搭乗客に春の温かさと新鮮な感動を届けたい」としている。

「Chef Kin」監修の新メニュー。前菜は桜海老とレンブのサラダに、台湾初の手作りイタリアチーズ工房「Man Mano」のストラッチャテッラを添える。メインではチャーシュー仕立てのUSDA Primeショートリブを、スペイン風ライス、チェリートマトのヴィネグレットとともに味わえる。
今回新たにコラボすることになった「SONG FA」監修のメニュー。1969年創業の同店伝統の味を、機内で楽しめる。
日本や東南アジア路線で、春を感じられる新メニューが登場した。

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