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成田国際空港、「Narita Air&Taxiキャンペーン」によりタクシーサービスの利便性向上へ
インバウンド旅客が利用者の7割以上(2023年度実績)を占める成田国際空港では、こうした旅行者のニーズに対応すべく「GO」アプリのさらなる活用や大型車両の導入によってタクシーサービスを促進していく方針だ。このほど、千葉県とともに実施する官民連携プロジェクト、「Narita Air&Taxiキャンペーン」が動き出した。
文:本誌編集部
インバウンド旅客のスマートで快適なタクシー移動実現を目指して
千葉県と成田国際空港株式会社(NAA)は、「Narita Air&Taxiキャンペーン」により空港利用者の利便性向上と周辺地域の活性化に取り組む。このキャンペーンに向けては、成田国際空港タクシー運営委員会、関東運輸局、千葉県タクシー協会との協議体制も構築してきた。
本キャンペーンは、2025年1月14日~3月31日の期間において、昨年から開始したタクシーアプリ「GO」のさらなる活用に加えて、大型車両の積極的な導入や乗り場の改善などにより、よりスマートで快適なタクシー移動の実現を目指すものだ。また、空港内の広告媒体等を活用してタクシーサービスのPRも行なわれる。
キャンペーン実施に伴い、その初日となる1月14日午後には成田空港第2ターミナル本館1階の到着ロビーにおいてオープニングイベントを開催予定で、千葉県の熊谷俊人知事、成田国際空港(株)の田村明比古社長、国土交通省関東運輸局の藤田礼子局長の出席が発表されている。