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ジェイキャス、ATR72-600のリース契約。2025年10月受領へ

11月、ジェイキャスエアウェイズは、ATR72-600の12年間のリース契約を正式に締結し、再来年春の運航開始に向け大きな進展を見せた。

文:本誌編集部
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ATR72-600。

 ジェイキャスエアウェイズ(JCAS Airways)は、シンガポールに本社を置く旅客機リース会社Avation PLCと、世界最大手のリージョナル航空機メーカーATRが提供するATR72-600の12年間のリース契約を締結した。これにより、2025年10月にフランス・トゥールーズでの機体受領が正式に決定した。同社にとって初の機材となる本機の導入は、2026年春の運航開始に向けた大きな進展となる。

 ATR72-600は、世界のリージョナル航空で広く採用されている70名乗り級のターボプロップ機で、40名乗り級の小型モデルATR42-600とともに、国内では天草エアライン、JAC(日本エアコミューター)、HAC(北海道エアシステム)、ORC(オリエンタルエアブリッジ)、トキエアといったリージョナルエアラインで運用されている。

 ジェイキャスエアウェイズは、「移動と出会いに自由の翼を。」をミッションに掲げ、地域間交通の格差解消や地域活性化に貢献し、就航地の魅力開発や現地体験の提供を通じた地域創生を目指している。

11月、ジェイキャスエアウェイズは、ATR72-600の12年間のリース契約を正式に締結し、再来年春の運航開始に向け大きな進展を見せた。

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