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ディズニーファンが見た! JALのディズニーリゾート特別塗装機に乗るべき理由
10月21日に就航したJALの新たなディズニー特別デザイン機「JAL Fantastic Journey Express」。ヒコーキファンとしても要注目の機体ですが、一方でディズニーファンの目からはどのように見えているのでしょうか。
JALと東京ディズニーリゾートがコラボレーションした「JAL Fantastic Journey Express」が、10月21日に国内線に就航しました。2025年11月まで運航予定とのことで、羽田空港のスポットで拝める機会も増えるなぁとファンとしてはニコニコしっぱなしなのです。そんな特別塗装機に絶対搭乗したいディズニーオタ&元キャストな筆者が今回、取材で見つけた、“絶対乗るべき理由”をご紹介していきたいと思います。
改めて説明すると、「JAL Fantastic Journey Express」は、2024年6月6日に東京ディズニーシーにグランドオープンした新テーマポート「ファンタジースプリングス」の雰囲気そのままに空の旅が楽しめる特別塗装機です。
“魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”を機体全体で表現し、ディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」のキャラクターと、テーマポート内の3つの新エリア「フローズンキングダム」「ラプンツェルの森」「ピーターパンのネバーランド」の象徴的な場所が背景に描かれています。
デカールは208枚。1枚あたりの大きさは縦約1.6×横約1.1m。全体サイズは縦5×横約34mと、間近で見るとその迫力にびっくりします。
機材はボーイング767-300ER(登録記号:JA622J)。撮影ポイントは正面向かって右側がおすすめ。貨物用ハッチがなく、境目ゼロで美しくテーマポートロゴが撮れますよ。狙うなら絶対こちら側から!
パークにいるかのような感覚になる機内ミュージック
この特別塗装機に搭乗するべき一番の理由は、なんといってもパークにいるような感覚が味わえること!
搭乗・降機の際に流れる機内メロディーに映画「ピーター・パン」の「きみもとべるよ!」と、「ファンタジースプリングス」のテーマ曲「ジャーニー・トゥ・ファンタジースプリングス」を採用。一歩足を踏み入れると「えっ!パークにいる?アトラクション?」と錯覚するほど最高の空間が広がっているんです。
パークの各エリアではBGM(エリアミュージック)が世界観を構築する重要な役割を担っているのですが、機内でもそれに通ずる演出を感じました。
「きみもとべるよ!」では機内がアトラクションのQライン(待機列)や体験中のような雰囲気に。
「ジャーニー・トゥ・ファンタジースプリングス」では、6月30日までメディテレーニアンハーバーで開催していた「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」のミッキーマウスとミニーマウスの姿が鮮やかに蘇ってきました。本当に壮大でドラマティック。幸せ過ぎる空間ゆえ、思わず誰もが口づさんでしまうはず。写真では伝わらない要素だからこそ、ぜひ乗って体験してください!
もちろんヘッドレストカバーも限定デザインに。持ち帰りは不可ですが、そのぶん重厚感アップで雰囲気作りに貢献している印象。さらに、機内サービスの紙コップや搭乗証明ステッカーもアナ&エルサ、ラプンツェル、ピーターパンの3柄を用意。選べないからこそ、渡された時の興奮が味わえるというもの。
なお、初便はファーストクラス、クラスJともに満席、普通席も202名(205席中)と高い期待値を感じる搭乗率でした。
搭乗口から乗り込むゲストの笑顔を眺めていて感じたのは、特別塗装機にもウォルト・ディズニーが掲げた「ファミリー・エンタテイメント」が息づいているなということ。あらゆる世代が一緒に楽しむことができるし、スペシャルな機体で飛んだ時間は確実に思い出として残るもの。
ビジネスや帰省はもちろん、パークの行き帰りに乗れたら、それこそ最高の旅“Fantastic Journey”になるはずです。
ちなみに、特別塗装機の運航情報は前日夕方に公開されます。確実に乗るには狙ってチケットを予約する必要がありますが、フレキシブルさとフットワークの軽さがあってこそオタというもの! 近いうちに、筆者も搭乗してこようと思います!
(C)Disney
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