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HAC、食品ロス削減にもつながる「葡萄と林檎ジュース」の機内販売を開始

7月13日より、規格外や出荷できない果物を活用した「葡萄と林檎のジュース」の販売がHACの機内でスタートした。

文:本誌編集部
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食品ロス削減の取り組みを支援

 北海道エアシステム(HAC)は7月13日から、農地所有適格法人「AGRISCAPE」と協力し、食品ロス削減の取り組みとして生まれた「葡萄と林檎のジュース」を機内販売する。

 このジュースは、北海道の果樹農家である佐藤健一果樹園の規格外果物や出荷できない果物を再利用して作られている。

 AGRISCAPEは、札幌円山から車で約20分の場所に位置する循環型農園レストラン。野菜や果樹の生産、家畜の飼育を通じて、食料の廃棄を減らし、新たな価値を創造している。この取り組みは2022年に始まり、今年で3回目。2023年は約600kgの食品ロス削減に成功し、商品を購入した人からも好評だったという。HACは機内販売を実施することでこの取り組みを支援し、北海道の持続可能な生産と消費形態を推進する方針だ。

 機内販売はHACが運航する全路線を対象に、7月13日〜9月30日まで実施。価格は750ml入り1本が2,000円(税込)で、支払い方法は現金のみを取り扱う。なお、販売期間中でも売り切れ次第終了となる。

「葡萄と林檎のジュース」。ロゴ入りの豚革製チャームが付く。
「葡萄と林檎のジュース」。ロゴ入りの豚革製チャームが付く。
AGRISCAPEの料理長兼農場長の吉田さん(右)と、HACの客室乗務員
7月13日より、規格外や出荷できない果物を活用した「葡萄と林檎のジュース」の販売がHACの機内でスタートした。

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