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エールフランス-KLM とスカンジナビア航空がコードシェアを開始。マイレージの提携も
9月1日よりスカイチームに加盟するスカンジナビア航空は、同日からエールフランス-KLMとの提携を強化する。
文:本誌編集部
まずは欧州路線からコードシェア
エールフランス-KLMとスカンジナビア航空(SAS)は、コードシェアおよびインターライン契約を締結したことを発表した。
現在経営再建中であるSASは2023年、エールフランス-KLMを含むコンソーシアムを再建スポンサーに決定。エールフランス-KLMがSASの株式の19.9%を取得したことで、SASは現在所属しているスターアライアンスから、2024年9月1日にスカイチームへ移籍することが決まっている。
移籍と同じ9月1日より、エールフランス航空とKLMオランダ航空の利用者は、SASのハブ空港であるコペンハーゲン、オスロ、ストックホルムから北欧33都市へのコードシェア便を利用できるようになる。また反対に、SASの利用者はエールフランスとKLMのハブ空港であるパリ=シャルル・ド・ゴール空港およびアムステルダム・スキポール空港からヨーロッパ33都市へのコードシェア便を利用できるようになる。
さらに同日には、それぞれのマイレージプログラムであるフライング・ブルー(エールフランス-KLM)とEuroBonus(SAS)の提携がスタートし、マイルとポイントの相互利用も可能になる。また、今後はヨーロッパ以遠の国際線にもコードシェアの範囲を拡大する予定だ。