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JALグループの奄美大島=鹿児島・喜界島・徳之島線が就航60周年。東亜航空から受け継がれた路線の歴史
JALグループが運航する奄美大島=鹿児島・喜界島・徳之島線が就航60周年を迎え、奄美空港で記念セレモニーが開催された。
文:本誌編集部
写真:村田尚之
JALグループは7月1日、奄美大島=鹿児島・喜界島・徳之島線が就航60周年を迎えたことを記念して、奄美空港2階の出発ロビーでセレモニーを開催した。
同路線は1964年7月1日に、当時の東亜航空(TAW)が開設。奄美=鹿児島と奄美=徳之島をコンベアCV240、奄美=喜界島をデ・ハビランドDH.114(ヘロン)で結んだ。その後、東亜国内航空(TDA)、日本エアシステム(JAS)へと移管。現在は日本エアコミューター(JAC)が運航している。
セレモニーには、JAL執行役員兼JAC代表取締役社長の武井真剛氏や、奄美市長で奄美大島・喜界島航路対策協議会の会長を務める安田壮平氏、喜界町長の隈崎悦男氏、徳之島空港利用促進協議会 会長代理の祷 清次郎氏らが参加。「未来の奄美空港、喜界島、徳之島の姿」の思いを記した紙ヒコーキを飛ばして、就航60周年を祝うとともに、これからの同路線の維持・発展に期待を込めた。
また、唄者の平田まりなさんによる島唄も披露。この日の奄美=鹿児島線の搭乗客には、きりしま茶や茶菓、記念の搭乗証明書が贈られた。
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