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フィンエアー、長距離便の客室リニューアルでワンランク上の搭乗体験を提供

新しいビジネスクラスシート“AirLoungeシート”の導入完了!

文:本誌編集部
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AirLoungeシート

 フィンエアーは6月18日、2億ユーロを投じて進めていた、長距離路線用全機材の客室リニューアルを完了したことを発表した。 リニューアルされた機材は、新しく生まれ変わったビジネスクラス、新設のプレミアムエコノミー、一新されたエコノミークラスの3タイプの客室で、ワンランク上の搭乗体験を提供する。

 最新鋭の客室を備えたエアバスA350は、2022年10月就航の羽田=ヘルシンキ線を皮切りに導入された。以来、約2年をかけフィンエアーの長距離便で運航するA350・A330の全機材のリニューアルを終えた。これにより、ヘルシンキと米国、中東、アジアを結ぶすべての長距離便で、常に同じ高水準のフィンエアー体験を楽しむことができる。

 フィンエアーは、コリンズ社との協力で、新しいコンセプトのビジネスクラスシートを開発し、この座席を導入した世界初の航空会社となった。 スペースを最大限に活用するように設計されたユニークなAirLoungeシートは、さまざまな座り方や自由な寝姿勢を可能にし、プライベート空間を充分に確保しながらゆっくりとくつろぐことができる。

 北欧ならではの洗練されたデザインと、ダーク系の落ち着いた色調で統一されている新しい客室は、ヘルシンキ空港のシェンゲン協定非加盟国エリアのフィンエアーラウンジの色調とデザインに倣ったものだ。フィンエアーは、今後も欧州系エアライン最大規模のネットワークで日本と欧州を結ぶ。

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