航空旅行

「イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港」の歩き方

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国際線↔︎国内線の乗り継ぎ動線について

 国内線ターミナルは元の国際線ターミナルで、建物としては別棟になり、制限区域内で接続する構造にはなっていない。そのためデンパサール空港で国際線から国内線に乗り継ぐ場合、一度入国審査、税関を抜けて到着ロビーに出た後、連絡通路を経由して国内線ターミナルに移動する必要があるのだが、この距離が比較的長く、徒歩になるので時間には余裕を持つことが肝要だ。ちなみに連絡通路の途中(国際線ターミナルと国内線ターミナルの間)には、2016年に空港ホテル「ノボテル バリ ングラ ライ エアポート」がオープンした。客室は快適で、中庭にはサマーベッドを配する屋外プールもある。デンパサールから日本に向かう便は深夜の出発になるが、時間単位での利用もできるので上手に活用してみたい。

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国内線ターミナルの入り口。国内線にもターミナル内の各所にバリ島らしいオブジェが点在している。
Photo:Yoshiya Honjo

国内線ターミナルも賑やか

 国内線ターミナルは2階建て。1階が各社のチェックインカウンターが並ぶ出発ロビーとバゲージクレームのある到着ロビーで、2階がショップエリアと搭乗ゲートになる。よって国内線搭乗時は、1階でチェックインしたあと2階に移動してセキュリティチェックを受ける。
 国内線ターミナルもショップエリアは賑やかで、さまざまなジャンルの店が揃っている。バリ島らしさをモチーフにしたオブジェなどが点在するのも国際線ターミナルと同様で記念撮影に興じている人も多い。ただ、インドネシアでもLCCが浸透してきたせいか、乗客に地元民の割合がぐっと増えるのが国際線ターミナルとの違いだろうか。インドネシアは世界有数の島嶼国であることから、ここからさらに先へ足を延ばしてみるのも旅のアイデアとしていいだろう。

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国内線ターミナルの搭乗ゲート付近。インドネシアは島嶼国だけに、国内線の利用者も急増している。
Photo:Yoshiya Honjo
「イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港」といっても、これでどこの空港かわかる人は少ないのではないだろうか? 「イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港」は日本人観光客も多く訪れるインドネシア・バリ島にあるデンパサール空港の正式名称だ。 今回はリゾート感あふれる同空港を歩いてみよう。 ※この記事は『航空旅行vol.30』(2019年7月発売)の連載「世界のエアポート」を再編集したものです。

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