世界のエアラインラウンジ探訪~キャセイパシフィック航空「ザ・ピア/ザ・デッキ」
多くの人で混み合う国際空港の中で、ラウンジはゆとりやくつろぎを得られる場所だ。
近年は機内以上に個性的なサービスも増え、ラウンジに上級クラスの利用価値を見出している人も少なくない。
ここでは世界のエアラインから、いくつかのラウンジをピックアップしてご紹介しよう。
※この記事は『航空旅行vol.29』(2019年4月発売)から抜粋・再編集したものです。
文:『航空旅行』編集部
キャセイパシフィック航空は、本拠地である香港国際空港に「ザ・ウィング」、「ザ・ピア」、「ザ・デッキ」の3つのラウンジを展開している。いずれも充実のファシリティとサービスで人気があり、これらのラウンジを利用したいがために香港経由を選択するトラベラーも少なくないが、ここでは「ザ・ピア」と「ザ・デッキ」の2つをご紹介しよう。
まず61~63番ゲート付近にある「ザ・ピア」には、ファーストクラス用とビジネスクラス用の2つのラウンジがあり、注目はファーストクラス側にある「ザ・リトリート」。ここは心身ともにリラックスできる空間で、デイベッドから滑走路を望める個室やプロのスタッフによるマッサージサービスを提供している。
6番ゲート付近にある「ザ・デッキ」は、2018年にオープンしたラウンジ。こちらはビジネスクラス以上であれば利用できるラウンジで、キャセイパシフィックラウンジのシンボル的存在「ザ・ヌードル・バー」はぜひ利用したい。また室内のインテリアもリビングルームのような雰囲気で、自宅にいるかのようにくつろげるのも特徴だ。
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