機内Wi-Fi無料化の波は国際線にも
ANAでニューヨークに来ています。ビジネスクラスに乗ったのですが、機内Wi-Fiが無料で使えるようになりました。機内Wi-Fiは、これまで個人用モニターが中心だった過ごし方を変えてしまうかもしれません。
個人用モニター登場以来の大変革
ANAの羽田を11時に出発するNH110便で、ニューヨークに飛びました。機材はボーイング777-300ERです。ANAは8月20日から、ファーストクラスに続き、ビジネスクラスでも機内Wi-Fiを無料化し、プレミアムエコノミーとエコノミークラスでもテキストメッセージの送受信は無料になりました。そこで今回のフライトでは、この無料になったWi-Fiをフル活用して、ニューヨークまでのフライトの様子を『航空旅行』のX(旧Twitter)で実況したのですが、約13時間のフライトにも関わらず、今までは必ず1本は見ていた映画をつけることがありませんでした。実況に忙しかったというのもありますが、Wi-Fiが繋がると、日本にいるときと変わらずにスマホが使えるので、“映画を見る暇がなかった”というのが正確な表現かもしれません。
機内Wi-Fiの無料化は、国内線ではすでに定着した感がありますが、ANA以外にもZIPAIRは就航当初から全クラスで無料でしたし、JALもビジネスクラス以上はフルフライトで無料、プレエコとエコノミーは1時間無料、さらにシンガポール航空やハワイアン航空なども無料になったので、いよいよ国際線にもこの波がやってきた感じがします。
これから機内Wi-Fiの無料化が、さらに多くのエアラインで、クラスを問わず拡大していくと、個人用モニターが登場した以来の、機内における過ごし方の大変革になりそうです。
『航空旅行』X
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