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ANAが2027年度入社の内定式開催、平澤社長が「安全の担い手」としての自覚呼びかけ

ANAの2027年度入社内定式が、10月3日に実施された。訓練施設であるANA Blue Baseが会場に選ばれたほか、“同期”の交流を促す懇親会が設定されるなど、同社にとって新たな内定式のスタイルを取り入れている。

文:多和田新也(編集部) 写真:多和田新也(編集部)
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ANAが、2027年入社の内定式を開催。

 ANAは10月3日、2027年度入社内定式を実施した。2026年の内定式はANA Blue Baseを会場に、職種別に2日に分けて実施される。10月3日の出席者はグローバルスタッフ職、運航乗務職(自社養成パイロット)、エキスパートスタッフ職の181名。客室乗務職の内定者354名は別日に実施される。また、実施日が10月1日でなかったのはコロナ禍以降では初めてという。

 ちなみに、ここ2年間の内定式は東京ビッグサイトで行なわれ、2025年(2026年度入社)は819名、2024年(2025年度入社)は676名が出席していた。

 式では、平澤寿一 代表取締役社長が各職種の代表者に内定通知書を授与。あいさつでは、入社の決意に対する感謝を伝えたうえで、「時代がどれほど変化しようとも、私たちが決して揺るがしてはならない原点があります。それが安全です」と強調した。「私たちが運んでいるのは単なる移動の手段や荷物だけではない。お客さまの命そのものであり、大切な時間や思い」であるとし、「安全の担い手であるという強い自覚と責任感を持って業務に臨んでほしい」と呼びかけた。また、「昨日よりも今日の自分をアップデートする」工夫を日々積み重ねてほしいとエールを送った。

グローバルスタッフ職の中川隼亮さん(写真左)、運航乗務職の渡辺真生さん(写真右)に内定通知を授与。
平澤寿一 代表取締役社長のあいさつ。

 囲み取材において平澤社長は、内定式を10月3日に実施した理由について、「学校にも影響が出ないように、土曜日に実施した」と説明。「現場を実感していただくということと、これから半年間残された学生生活でさまざまな人と交流をしたり、あるいはあちこち出かけたりしていただき、航空会社に入って自分がどのように仕事をしていくかを色々考える時間にしていただきたい」と語った。

 内定式に出席したグローバルスタッフ職の中川隼亮さんは、「このANAのグローバルスタッフ職は専門分野を問わずに募集しているので、さまざまなバックグラウンドで入社してくる仲間が多いと思う。それを強みにして、これからのANAグループの未来を作っていきたい」と語った。

 また、同じく運航乗務職(自社養成パイロット)の渡辺真生さんは、「日々の安全を守る努力と、共に働く仲間を尊重して、相手の意見を謙虚に受け入れられる、そういった姿勢を大切にするパイロットになりたい」と意気込みを述べた。

ANA代表取締役社長 平澤寿一氏。
取材に応える、グローバルスタッフ職の中川隼亮さん(左)と、運航乗務職の渡辺真生さん(右)。

 さて、2026年の内定式のあとには、初めて懇親会の場が設けられた。平澤社長はこの懇親会の目的について、「会社の様子を少し実感として親近感を持ってもらいたい。また、同期は、これから先もお互い支え合っていくかけがえのない仲間。会社に入ってからは、厳しいときもあると思うが、そういうときに支え合っていけるのが同期入社の仲間だと思うので、ぜひ懇親会をきっかけに仲間の輪を広げてほしい」と語った。

 懇親会の場は、異なる職種同士が混ざるようにテーブルが分けられ、一緒になったメンバーとともに、会場に用意された軽食やドリンク、そしてANAが就航するご当地のお菓子やドリンクなどを手に和やかに談笑。

 また、会場内にはレシート写真が撮れるブースや、フォトブースも設けられており、こちらもテーブルが一緒になったメンバーが集まって楽しく記念撮影する様子が見られた。初対面の人も多いと思われるが、やはり同世代であり同期になる人同士。半年後の入社を前に、早くも絆が結ばれ始めたようだ。

内定式のあとに開かれた懇親会。
軽食のほかに、就航地のご当地お菓子が用意された。またドリンク用に機内カートも用意された。
レシート写真を撮れるブースやフォトブースも、テーブルが一緒になったメンバーで記念撮影をして盛り上がりを見せた。

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