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スターラックス航空、空山基氏デザイン、シルバーの特別塗装機受領

スターラックス航空は、日本を代表するアーティスト・空山 基氏と共同制作した特別塗装機「STARLUX AIRSORAYAMA シルバー」(A350-1000)を受領した。

文:本誌編集部
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STARLUX AIRSORAYAMA シルバー
STARLUX AIRSORAYAMA シルバー。

 スターラックス航空は7月3日、フランス・トゥールーズのエアバス・デリバリーセンターで、特別塗装機「STARLUX AIRSORAYAMA シルバー」(登録記号:B-58553)を受領した。同機は、日本を代表するアーティスト・空山基氏との共同プロジェクトとして制作され、空山氏を象徴するメタリックな美学を機体全体で表現した。シルバーを基調にゴールドをアクセントカラーとして採用し、「AIRSORAYAMA」のロゴを機体側面や下面、機体上部、ウイングレットに配置。機体下面には代表作「SORAYAMA Shark」をモチーフとしたデザインも施されている。

 引き渡し式には、スターラックス航空の張 國煒会長とエアバス 商用航空機部門CEOのラース・ワグナー氏が出席。会場はメタリック装飾やライティングによる演出で彩られ、除幕とともに特別塗装機が披露された。張会長は自ら操縦桿を握り、7月4日にトゥールーズを出発し、翌5日に台湾・桃園国際空港へ到着するフェリーフライトを実施した。

 スターラックス航空CEOの翟 健華氏は、「プロジェクトは構想から完成まで約3年を要した。数多くの課題を乗り越え、関係者全員が細部まで妥協せず品質を追求したことで、芸術と航空技術が融合した唯一無二のアートジェットが完成した」とコメント。世界中の利用者へ新たな空の美しさを届けたいとの期待を示した。また、エアバス商用航空機部門CEOのラース・ワグナー氏は、「A350-1000は優れた航続性能と環境性能を備えたスターラックス航空のフラッグシップ機。特別塗装機が世界の空を飛び、多くの人々を魅了することを期待している」と述べた。

 今回のプロジェクトで最大の課題となったのは、空山氏が描く液体金属の質感を航空機に再現することだったという。炭素繊維複合材を使用するA350-1000の機体構造や航空機塗装の厳格な安全基準を満たすため、スターラックス航空、エアバス、塗料メーカーのMankiewiczが共同開発を実施。高濃度の特殊マイカと多層塗装技術を採用し、安全性を確保しながら、これまでの航空機塗装では難しかった金属の質感を忠実に表現した。

 スターラックス航空は、この特別塗装機を「空飛ぶマスターピース」と位置付け、今後、長距離国際線で運航する予定だ。

STARLUX AIRSORAYAMA GOLDと並ぶ
STARLUX AIRSORAYAMA GOLDと並ぶ。

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