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解像性能と機動力が異次元へ!ソニー「α7R VI」と「FE 100-400mm F4.5 GM OSS」を発表
ソニーは5月13日、約6,680万画素の「α7R VI」と、全域F4.5・インナーズームの新レンズ「FE 100-400mm F4.5 GM OSS」を発表。圧倒的な解像力と機動力を両立したこの最強のコンビが、航空機撮影のディテール描写を極限まで引き上げる。
6680万画素センサーとAI AFが生む描写性能
「α7R VI」は、有効約6,680万画素の新開発フルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、αシリーズの中でも頭ひとつ抜けた解像性能を手に入れたモデルだ。航空機を撮ると、その差はすぐに分かるはずだ。機体表面のリベットやパネルライン、エンジンナセルの質感、さらにはコクピット周辺の細かな造形まで、こちらが見たいと思う情報をしっかり描き出してくれる。高画素センサーは単に“細かく写る”だけではなく、遠距離からの撮影でも情報量を確保できる点が大きい。空港での撮影では、どうしても距離が取れない場面があるが、そうした状況でも安心してシャッターを切ることができる。
特に恩恵を感じるのが、やはりクロップ耐性だ。APS-Cモードでも約2,900万画素を維持できるため、滑走路の奥を走る機体や、遠くの誘導路を進む機体を大きくトリミングしても画質が崩れにくい。焦点距離が足りないと感じることの多い航空撮影では、実質的に“望遠側の余裕”を持てるのは心強い。
AF性能も着実に進化している。AIプロセッシングユニットによって被写体認識が強化されており、公式には人物・動物の認識向上が中心とされているものの、航空機のように動きが大きく変化する被写体でも追従の安定性が期待できる。離陸滑走で加速する機体や、進入時に姿勢を変える着陸機など、フォーカスがシビアな場面での歩留まり向上につながりそうだ。
さらに、最大8段相当のボディ内手ブレ補正を搭載したことで、望遠レンズ使用時の安定感が増した。展望デッキやフェンス際での手持ち撮影でもブレを抑えやすい。4軸マルチアングル液晶は、見上げる構図やローアングルなど、航空機撮影でよく使うアングルに柔軟に対応してくれるため、撮影の自由度が一段と広がるだろう。
F4.5通しズームと高速AFが示す描写と追従性
同時に発表された「FE 100-400mm F4.5 GM OSS」は、ズーム全域で開放F4.5を維持する新設計の超望遠ズームだ。航空撮影で最も出番の多い100〜400mmをしっかりカバーしつつ、望遠端でもF4.5という明るさを確保しているのが大きなポイントだ。夕方の空港や曇り空の日など、光量が心許ない場面でもシャッタースピードを稼ぎやすく、動体ブレを抑えた撮影がしやすい。
光学系にはスーパーEDガラスやEDガラスが効果的に配置されており、望遠域で目立ちやすい色収差をしっかり抑えてくれる。Gマスターらしい「高解像と美しいボケ」の両立は健在で、白い機体のハイライトや金属パネルの反射、エンジン周りの複雑なディテールまで、にじみの少ないクリアな描写が期待できる。400mm端でも周辺まで解像感が落ちにくく、遠距離の機体をトリミングしても画質が保ちやすい点は、飛行機ファンにとって大きな魅力だ。
AF駆動には最新のXDリニアモーターが4基搭載され、従来比で最大約3倍の高速化を実現している。高速で移動する被写体への追従性が高まり、離陸滑走で加速する機体や、進入時に姿勢を変える着陸機など、動きの変化が大きいシーンでも安定したフォーカスが期待できる。
構造面ではインナーズーム方式を採用し、ズームしても全長が変わらない。重心が動きにくいため、航空機を追いながら焦点距離を変えるような場面でも扱いやすい。また、レンズ前方に新設された「ファンクションリング」には、APS-Cクロップなどの機能を割り当てられるため、画角を瞬時に切り替えたい航空撮影では特に便利に感じられるはずだ。
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