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JAL、KALITTA航空との成田=シカゴ定期貨物便コードシェアを週5便へ増便

JALはKALITTA航空との成田=シカゴ定期貨物便コードシェアを週5便に増便し、アジア=北米間の輸送力のさらなる強化を図る。

文:本誌編集部
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ボーイング777-300ERSFに施された特別塗装。

 JALは、KALITTA航空と成田=シカゴ線で実施している定期貨物便のコードシェア運航を、12月10日から週5便体制へと増便すると発表した。5月のコードシェア契約締結により大型貨物機が航空貨物輸送ネットワークに加わって以降、アジア=北米間で拡大する貨物需要に対応してきたが、今回の増便で輸送力の向上が期待される。

 JALはこれまで、KALITTAの大型貨物機を活用しながら、ハイテク、ケミカル、エクスプレスなど高付加価値貨物の輸送を強化してきた。増便により、北米線の輸送ネットワークを強化し、安定性と柔軟性の向上を図る。

 増便対象便は「JL6722/K4556」「JL6727/K4557」で、運航会社はKALITTA航空(K4)。いずれもアンカレッジ経由で運航される。使用機材はボーイング777-300ERSFで、最大100トンのペイロードを確保し、上部貨物室33ポジション、下部貨物室14ポジションを備える。

運航スケジュール(12月10日~3月28日)
JL6746 / K4550便:シカゴ(01時30分)発→成田(翌08時30分)着、火・木・土曜日
JL6747 / K4551便:成田(11時25分)発→シカゴ(12時30分)着、水・金・日曜日
JL6722 / K4556便(増便):シカゴ(07時30分)発→成田(翌15時30分)着、水・金曜日
JL6727 / K4557便(増便):成田(18時30分)発→シカゴ(翌18時30分)着、木・土曜日

使用機材
ボーイング777-300ERSF
ペイロード :224,900lbs(100,000kg)
上部貨物室 :パレット33ポジション
下部貨物室 :パレット14ポジション

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