連載

空を洗う ~ 竹信大悟が撮ったこの一枚

文:竹信大悟 写真:竹信大悟
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月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 雨上がりの薄暮、ボクの好きな時間です。

 春霞とはよく言ったもので、この時期は花粉や黄砂で汚れた空に悩まされるもんですが、ザッと降った雨が空を洗い流して雲の切れ間から薄日が差すとチャンス到来。
前日までの空模様がウソのようにクリアになり、遠くまでクッキリと見渡せます。

 ところで、この原稿を書いている数日前、明日(4月30日)発売予定の本誌特集取材のため、セントレアで4日間合宿をしました。海上空港なので花粉は大丈夫かな?と思ったのですが甘かった…。陸地から離れていても関係無いみたいですね(笑) あたりまえか。

 シャッターチャンス!っと思ったら、くしゃみが出てチャンスを逃したことは、編集者には内緒ですが。

竹信大悟

竹信大悟

1975年生まれ。兵庫県出身。大阪は伊丹空港をベースに、航空会社のオフィシャル撮影や日本各地の空港で航空業界を切り取るフォトグラファーであり、年間300日以上サウナに入るプロサウナー。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。

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