三菱重工航空エンジンとロールス・ロイス、Trentエンジンの協業で20周年

　三菱重工航空エンジン（MHIAEL）とロールス・ロイスは、協業開始から20周年を迎えたことを記念し、2024年11月28日にMHIAEL本社で記念式典を開催した。

　両社は2004年、ボーイング787向けTrent 1000の製造で協業を開始して以来、2008年からのエアバスA350-900向けTrent XWB-84、2013年からのA350-1000向けTrent XWB-97、2015年からのA330neo向けTrent 7000といった4つのエンジン事業での協業を通じ、戦略的パートナーシップを築いてきた。

　記念式典には、三菱重工業の土師俊幸エナジードメイン長、MHIAELの牛田正紀社長、ロールス・ロイスのロブ・ワトソン民間航空部門プレジデント、ロールス・ロイスジャパンの神永 晋　代表取締役社長などが出席。互いのこれまでの協力への謝辞を述べるとともに、さらなる事業発展への決意を表明するスピーチを行なったほか、記念品の交換も実施された。