連載

雷雲の壁 ~ 竹信大悟が撮ったこの一枚

文:竹信大悟 写真:竹信大悟
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月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 先日、某航空会社のステーションコントロールにおじゃました時のこと。夏の伊丹の午後は雷雲が…なんて話題になりました。雷雲が空港上空に入ってくると地上での作業はストップしてしまいます。

 この日も伊丹空港周辺にはあちこちに巨大な積乱雲が。幸いにも空港上空にはかからず、通常通り離着陸してますが、稲光はビカビカ光りまくってます。まさに目の前に雷雲の壁。離陸した機体の操縦席からはどんな風に見えているんだろう? こわくないのかなぁ? そんなことを考えながらシャッターを切ってました。

 カーボン三脚をお使いのみなさま、雷には気をつけましょうね〜。

竹信大悟

竹信大悟

1975年生まれ。兵庫県出身。大阪は伊丹空港をベースに、航空会社のオフィシャル撮影や日本各地の空港で航空業界を切り取るフォトグラファーであり、年間300日以上サウナに入るプロサウナー。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。

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