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スプリング・ジャパン新制服披露! こだわったのは「安心感」
スプリング・ジャパンは、就航10周年を迎える8月1日から客室乗務員の制服をリニューアル。7月29日、その新制服を成田空港で披露した。
スプリング・ジャパンは就航10周年を迎える8月1日から、客室乗務員の制服をリニューアルする。同社が客室乗務員の制服をリニューアルするのは初めてで、2022年から約1年半をかけ、のべ15名のプロジェクトチームで検討を重ねた。
従来の制服は、コーポレートカラーの一つである黄緑色のワンピースやジャケットが目を引くデザインだが、新制服は「安心感」をコンセプトとすることでフォーマルなデザインへ。色もジャケットやワンピース、パンツ、スカートなどで濃緑色を基調としたデザインへと一新した。
素材は従来よりも、軽く、柔らかく、伸縮性のあるものとなり、ジャケットを着たままでも動きやすいという。また、速乾性があるほか、家庭洗濯が可能で、しわにならないため、アイロンをかける必要もない素材となった。
女性客室乗務員はワンピースと、パンツまたはスカートと組み合わせることが可能なブラウス、そしていずれの服にも羽織れるジャケットを用意。首回りの服の裏地にループを用意することで、スカーフを浮かせて着用できるような工夫も施されている。
ジャケットとスカートはフリルの付いたデザインが印象的。ブラウスは従来制服のような黄緑色を基調としたものだが、スプリング・ジャパンの名にちなんで春の花6種類(アマリリス、ユリ、ハナミズキ、サクラ、スズラン、モモ)をデザイン。よく見ると、スズランに飛行機がぶら下がっていたり、管制塔や飛行機が描かれていたりと、遊び心も見られる楽しいデザインだ。
男性客室乗務員はスーツスタイルで、ジャケット、ベスト、シャツ、ネクタイを組み合わせたもの。シャツは長袖、半袖が用意される。ジャケットは右と左の襟の色が異なるアシンメトリーデザイン。ネクタイには、スプリング・ジャパンのロゴである“3つのS”を組み合わせたデザインと斜めストライプが採り入れられているが、シャツにも同様のデザインが施されている。
また、首回りや胸ポケットに濃紺のワンポイントがあしらわれており、これはデザイン性を高めているだけでなく、首回りは汗による黒ずみ、胸ポケットはボールペンのインクといった汚れを目立たなくすることを意識したものだという。
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