フィンエアーのラウンジ内にあるサウナレポート
(早いものでもう約3か月前になりますが …)3月7日、サウナの日にアップした記事で、
ヘルシンキ国際空港にあるフィンエアーのサウナ付きラウンジの取材を予告していたのですが、実際に行ってきました!
果たして“ととのう”ことはできたのでしょうか?
サウナがあるのは「Finnair Platinum Wing」
サウナ発祥の国、フィンランドのエアラインであるフィンエアーは、本拠地であるヘルシンキ国際空港のラウンジにサウナを設置しています。サウナが設置されているのは、フィンエアーのマイレージプログラム「Finnair Plus」の「Finnair Plus Platinum」以上の会員と、ワンワールドのエメラルド会員が利用できる「Finnair Platinum Wing」というラウンジです。サウナとなれば、ラウンジの定番設備であるシャワールームとは異なり、他人と“裸の付き合い”になりますので、利用方法のみならず、入り方なども以前から気になっていました。それで今回、ポルトガルに行く際にヘルシンキを経由することになったので、これらの疑問を解決しようと取材させていただくことにしました。
サウナ室の構造
サウナは「Finnair Platinum Wing」ラウンジに入ってすぐ左側、シャワールームも並んでいるエリアに設置されています。シャワールームはドア前にモニターがあり、使用中か否かが一目でわかるようになっていましたが、複数人で利用できるサウナ室にこのようなモニターはなく、予約も不要で、脱衣所に3つ用意されているロッカーに空きがあれば利用できる感じでした(“感じ”と書いた理由は、この後説明します…)。
脱衣所は2つのシャワーブースとトイレを併設していて、大小のタオル、使い捨てのスリッパも用意されています。脱衣所の先にくつろげるソファスペースと、その向かいに大人であれば3名くらいがちょうどいい広さのドライサウナがありました。
それではサウナに入りましょう。洋服を脱ぎ、シャワーを浴びて、腰にタオルを巻き、サウナに入室です。一応、水着を持参したのですが、フィンランドの皆さんは全裸にタオルだったのでそれに倣いました。サウナの温度は80度で、サウナとしてはそれほど高くないので長く入っていられます。サウナ内には桶と柄杓があり、サウナの入り口脇にある蛇口から水を補給することでロウリュもできました。ロウリュすると一時的に室温が上がるので、個人的にはもう少し熱めが好みということもあり、頻繁にロウリュしました。なお、他の方もいる場合は、拒否される雰囲気は一切なかったものの、一言断ったほうが良さそうです。
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人気のサウナは定員オーバー?ロングフライトの前に“ととのう”のは最高!
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